栄養、食事、運動、人の心理などに関するIZUのブログ

日々の健康作りや日常生活に役立つような情報を発信していきたいと思います。
Top Page › Category - スポーツ障害
2020-05-16 (Sat)

筋・腱・骨・関節の一般的は傷害

傷害 定義 筋挫傷 損傷を受けた筋の周辺組織内で血液や体液が過剰に集積された部位。 損傷された筋の動きは著しく制限されている可能性がある。 筋断裂 筋線維の断裂。程度による分類 ・Ⅰ度 筋線維の部分断裂で自動運動が可能で疼痛を伴う ・Ⅱ度 筋線維の部分断裂であるが弱めの自動運動でも疼痛を伴う ・Ⅲ度 筋線維の完全断裂で自動運動があ...
2020-05-15 (Fri)

筋・筋膜性腰痛

腰椎ヘルニアや分離症が見られない場合、筋・筋膜性腰痛症と診断されます。筋・筋膜のみならず靭帯や椎間板ヘルニアには、至らない程度の椎間板障害、椎間関節の障害などが考えられます。スポーツによるオーバーユースや腰部の筋肉の疲労、コンパートメントの内圧上昇など予防腹筋群の強化腰部や股関節屈筋群のストレッチ...
2020-05-15 (Fri)

鵞足炎

ランニングの立脚期では、膝が屈曲され下肢に原則作用が加わる為強力な力がこれらの筋腱加わります。この局面では、脛骨が外旋する為内旋作用をもつ鵞足にストレスがかかります。鵞足とは、縫工筋、薄筋、半腱様筋の脛骨内側部への腱付着部の総称です。ここに生じる炎症を鵞足炎と言います。鵞足炎は、ランニング障害の一つです。ランニングやダッシュ動作が多い陸上やサッカーなどの競技選手に良く見られます。症状ランニング時に...
2020-05-15 (Fri)

膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

膝蓋靭帯炎、ジャンパー膝とも呼ばれます。膝蓋骨下の膝蓋腱、または膝蓋腱付着部に生じることが多く膝蓋上縁に生じることもあります。原因としては大腿四頭筋をはじめとする膝進展機構への繰り返しのストレスによる付着部での一部筋繊維への微細損傷の繰り返しとみられます。また、膝進展機構のおける力発揮および衝撃吸収性の非効率などがあげられます。バレーボールなどのジャンプ系スポーツやサッカー、バスケなどのスポーツに...
2020-05-15 (Fri)

半月板損傷

半月板は、大腿骨顆部と脛骨プラトーの間にあるクッションの役割をし、膝関節を安定させる軟骨です。半月版の損傷は、荷重位で膝関節に回旋ストレスが加わることによって発生することが多いです。前十字靭帯と合併して損傷する場合もあります。半月板は血行のある部位(半月板外周辺15~25%)では、治癒するかのうせいがありますが、血行のない部位では自然治癒は望めませんので手術による修復や除去が必要となります。大きな外力...
2020-05-15 (Fri)

内側側副靭帯(MCL)損傷、外側側副靭帯(LCL)損傷

内側側副靭帯は、大腿骨内側上顆から起始し脛骨粗面の内側に幅広く付着する扁平な靭帯です。主に膝の外反、脛骨の外旋を制御しています。内側側副靭帯の損傷は、膝が強制的に外反されることにより損傷しやすく過度の外反に回旋運動が加わると前十字靭帯の損傷を伴うこともあります。症状靭帯の損傷により関節が不安定となり痛み、圧痛、腫れがみられる。関節の不安定性や靭帯の緩みは損傷の度合いによる。膝の他の部位(半月板や靭...
2020-05-15 (Fri)

腸脛靭帯炎

腸脛靭帯は、腸骨稜に発し脛骨のガーディー結節に至る靭帯であり、この靭帯と大腿骨外側上顆との間で膝の屈伸に際して摩擦が生じるのが腸脛靭帯炎です。この結果、腸脛靭帯と骨膜が直接刺激されるか、または外側上顆真上の滑液包に炎症が生じて発症します。オーバーユースやランニング時のアライメントの崩れ、特にO脚によって生じます。症状膝の外側に圧痛部がある。患部の腫れが見られる場合もあるのが正確な判断となるものでは...
2020-05-14 (Thu)

前十字靱帯(ACL)損傷

前十字靭帯は、大腿骨に対して脛骨が前方に引き出されないように安定させています。この靭帯の受傷機転としては、外力によって脛骨が前方に引き出された場合や膝関節が過伸展した場合に生じることが多いです。コンタクトスポーツでのタックルによる膝の過伸展や後方からの接触により膝関節が外反しながら内前方へと荷重がかかった場合に受傷することが多いです。このような受傷形態を接触型と言います。非接触型では、コンタクトで...
2020-05-14 (Thu)

後十字靱帯(PCL)損傷

後十字靭帯は、膝後方中心から前十字靭帯の後ろを交叉し下腿が後方にずれないように制御しています。この靭帯の損傷は稀で膝関節を屈曲した状態で下腿上部前面に外力を受けることで起こります。自動車事故などで損傷することがしばしばみられます。症状後十字靭帯の損傷を発現するのは難しく必ず腫れや圧痛があるわけではない。膝の内部に違和感があったり異常を正確に示すのが難しい。膝の不安感があるようなら医師の診察を受ける...
2020-05-14 (Thu)

オスグットシュラッター病

この障害は、成長期、特に男子に起こる代表的な障害です。身長が急激に伸びる成長期は、骨端軟骨線が残っており脛骨粗面付近の骨の強度が不完全です。そこに脛骨粗面に停止する大腿四頭筋の牽引力が加わり炎症を起こします。この時期の骨の成長は、筋肉の成長よりも著しく大腿四頭筋の柔軟性が低下する傾向があります。これが痛みの原因となる場合が多いです。症状膝蓋靭帯の付着部である脛骨粗面に痛みが生じて過度な運動や膝たち...
2020-05-14 (Thu)

大腿部の打撲

大腿部を強く強打すると筋挫傷を起こします。大腿部前方の筋挫傷は、チャーリーホースと呼ばれます。筋挫傷は、表層の筋よりも骨に近い深部の筋に起こりやすいです。例えば、大腿部前面に衝撃を受けた場合、大腿四頭筋の中でも深部にある中間広筋に起こりやすいです。衝撃の強さがそのまま重症度に繋がります。症状受傷部位に腫脹が強いと疼痛が強いだけでなく、筋の出血や腫脹により筋内圧が上昇して皮膚の緊張も高まる。膝関節の...
2020-05-14 (Thu)

大腿四頭筋肉離れ

二間接筋である大腿直筋に多く見られます。ランニング時に後ろ脚を前方に振り上げる際やサッカーでボールを思いきり蹴る動作で強く脚を張り出す際に多く発生します。大腿四頭筋の肉離れの多くは、柔軟性の低下が考えられますが、大腿直筋が二関節筋であることから股関節と膝関節の運動の不具合が原因とも考えられます。大腿直筋の肉離れを疑う際には、膝の屈曲角度を腹臥位で調べます。軽度の損傷では、90°以上屈曲、中程度では90°...
2020-05-14 (Thu)

股関節前部の痛み(腸腰筋腱炎、裂離骨折、疲労骨折)

股関節前部の痛みは、関節自体の問題と鼠径部の可能性があります。痛みの原因は、関節の大きな腱の炎症、この大きな筋の腱が付着する骨の一部を引きはがしてしまうことによる場合もあります。これらの症状は、オーバーユースやアライメント異常によるものです。症状股関節中央の深層深部に痛みが出ます。痛みは活動中だけでなく活動後にも起こる。腫脹は見られず両脚を開脚した姿勢では座れません。この症状は急性でなく、徐々に現...
2020-05-13 (Wed)

ハムストリングス肉離れ

肉離れはあらゆるスポーツで起こります。受傷部位では腿の裏側の筋肉であるハムストリングスが最も多く、中でも大腿二頭筋長頭が最も肉離れの起こりやすい筋肉となっています。受傷場面は、疾走中、ステップや切り替えしなど自らの動きの中(踏ん張る時などに股関節屈曲+内旋+今関節伸展位で最も起きやすい)で発生したものがほとんどですが、相手に押されて転倒した際やベンチプレス中のように明らかに強力な介達外力が加わって...
2020-05-13 (Wed)

肘関節外側上顆炎、内側上顆炎

前腕の付着部である肘関節の外側上顆、内側上顆の炎症です。成長期に生じる場合と成人に見られる場合があります。成長期に見られるものは、骨の成長に筋肉の伸張が追い付かずに腱付着部にかかる負担が大きくなり疼痛を生じます。外側よりも内側の方が痛みが強く、筋の成長が追い付いてくると疼痛は消えてきます。成人に見られる場合、テニスやゴルフによって生じるテニス肘、ゴルフ肘とも呼ばれたりもします。発症は男性よりも女性...
2020-05-13 (Wed)

肘関節内側側副靭帯損傷

急性の肘関節内側側副靭帯損傷は、スポーツ中の転倒により生じることが多いです。慢性的な損傷としては、投球動作での発症が多いです。小児期の障害では、内側上顆靭帯付着部の乖離こっせつを呈しリトルリーグ肘とも呼ばれたりします。症状肘関節内側痛、圧痛、全力投球不全、球速の低下、遠投距離の低下症状が徐々に現れてくると慢性型と急激に痛みが発生する急性型がある。処置RICE処置疼痛をきたした後は、投球を制限する損傷が...
2020-05-13 (Wed)

舟状骨骨折、手関節捻挫

手関節に見られる最も一般的な骨折は、親指側にある舟状骨骨折です。転倒時に手を就いた際に手関節が過度に背屈された時に発症することが多いです。手関節背屈が95°以上になった場合に起こり、それ以下の角度では、橈骨遠位端が骨折することが多くなります。舟状骨は、血行が悪く骨折後の骨融合が難しい骨でもあります。症状手首に痛みがあり力がはいりにくくなる。舟状骨の上に圧痛がある。処置RICE処置医師の診察を受けギブスか...
2020-05-13 (Wed)

肩鎖関節脱臼

肩鎖関節脱臼は、鎖骨遠位端と肩峰をつなぐ肩鎖靭帯、鎖骨と肩甲骨の烏口突起をつなぐ烏口鎖骨靭帯の損傷です。程度によりⅢ度に分類されます。Ⅰ度 肩鎖靭帯の単独損傷Ⅱ度 烏口鎖骨靭帯の部分分裂を伴うⅢ度 両靭帯の完全靭帯さらに強い外力により三角筋、僧帽筋の損傷が起こると肩峰、鎖骨間が大きく離開し手術が必要となります。症状肩関節の外転、水平内転によるつまり間や痛み腕を伸ばしたまま下ろした時に痛み上肢で体重を支...
2020-05-13 (Wed)

肩関節前方脱臼

肩甲骨上腕関節いおいて関節包の損傷を伴って上腕骨頭が関節窩から前方へ悦脱することを言います。肩関節外転・外旋時で強制的に腕を後ろに持っていかれたり、過屈曲を強制される場合、転倒して体側よりも後方よりも腕を後ろについた場合などです。脱臼経験がある場合、比較的軽微な外力で再発するようになり、ひどい場合には日常生活や寝返りで脱臼してしまう場合もあります。肩関節の脱臼は反復性になりやすいことから初回受傷時...
2020-05-13 (Wed)

インピンジメント症候群

烏口アーチ下で主に肩関節外転時に棘上筋腱、上腕二頭筋腱、肩峰下滑液包が包みこまれることです。発生機転としては、オーバーヘッドエクササイズの際に肩甲骨の動きに関わる筋が適切に機能せずに肩甲骨の回旋が円滑に行われない場合やローテーターカフの弱化によって上腕骨頭の動きを制動できない場合に起こります。禁句となる動作は、頭上での肩関節の内旋となります。症状肩の痛みや違和感、不安感処置RICE処置痛みが出る動作は...